2021.5.27増子会長挨拶

会員の皆様、本日のzoomオンライン例会へのご参加有難うございます。

5月は13日に予定していたつくばの二代目すし松さんでの例会や25日に開催を予定していた白河・喜多方・浪江 3ロータリークラブ合同例会等、全てのリアル会議が福島県内全域を対象とした非常事態宣言を受け中止とさせていただきました。

新型コロナウイルス第四波、そして変異株の蔓延により、世界中が出口の見えない中で、ワクチン接種に望みを託す等懸命な対策をとっているのが現状です。経済活動においても、会員の皆様も多くの影響を受けながら日々の事業展開されていることとご推察申し上げます。

私たち浪江ロータリークラブにも深い縁のある、ロータリアンとして長年に渡り2530地区の為に活躍された方も新型コロナウイルス感染により尊い命が奪われました。心よりお悔やみ申し上げます。
又会員の皆様においても、ご家族を亡くされても、多く場合、お別れの顔出しさえも叶わない等、人と人の絆さえも蝕む恐ろしい新型コロナウイルスの感染。一刻も早く収束してほしいものです。

次に、一昨日日本のロータリー100周年を祝う会がYouTubeオンラインにて配信されました。ご覧になられた会員もおられるかと思います。これからの100年、これからのロータリー活動のキーワードとして話された中で、「危機こそロータリーの出番である。我々は変化に対応できる。心の交流(人と人の繋がりを大切にする)、希望を見失わないことが未来を拓く鍵となる」等のお話がありました。

クラブが普段通りの例会や活動が出来ない中にあって、心の交流を如何に深めるか、について中々簡単には答えが導けないものと思うところです。厳しさを増す現状に有っても、言われるところの「奉仕の精神」で会員の皆様のご支援を切に願うところです。  

本日の会員卓話は、東京電力ホールディング (株)福島第一原子力発電所 所長磯貝 智彦 会員にお話をお願いいたしましたところ、快くお引き受けいただきました。大変な重責の中に有って日々の職務を遂行されている方ですので、何かとご労苦が有る中で、ロータリー会員としてお話を頂けることに感謝申し上げます。

私たちロータリークラブの会員は、それぞれに発信力が高い皆さんですので、苦難の時に有ってこそ、第一原子力発電所で働く多くの皆さんのご苦労を正しく理解し、伝えることも重要なことと思う次第です。このこともこころの交流(人と人の繋がりを大切にする)ことの一つではないでしょうか。磯貝所長 よろしくお願い申し上げます。

さて、2020―21年もあと1か月を残すまでになりました。友好クラブ訪問や奉仕活動、例会等々制約の多い中にあっても、会員の皆様のご協力によりここまで進めてくることが出来ました。次の年度にスムーズにバトンタッチできるよう、引き続きのご協力をお願いして、会長の時間のお話とさせていただきます。