2017.10.2台北城中RCでの挨拶

 

台北城中ロータリークラブの皆さん、こんにちは。

国際ロータリー第2530地区 浪江ロータリークラブ会長の吉田政輝と申します。

本日は、当クラブの志田会員が呂会長とお知り合いというご縁で、台北城中ロータリークラブさんの例会に参加させていただける事になり、15名で参加させていただいております。

本日は皆様にお礼を申し上げに参りました。

日本で起きた、東日本大震災、そして熊本地震の際には、台北城中ロータリークラブ様を始めとする、台湾のロータリークラブの皆様、台湾国民の皆様には、多大なる義援金、支援物資、救助隊の派遣など、ご支援をいただき有難うございました。

日本国民は台湾国民の皆様に、心から感謝いたしております。

ほんとうに、有難うございました。

我々は、6年半前の2011年3月11日に1000年に一度とも言われております大震災に遭遇いたしました。

今まで経験した事もない大きな地震であり、家や道路は倒壊し、電気も消え水道も止まりました。

そして、とてつもない大きな津波が押し寄せ、原子力発電所にも大きな問題が起りました。

奇しくも、その原子力発電所は、浪江ロータリークラブのテリトリー内に位置し、我々は避難を余儀なくされクラブ会員は日本全国に避難しました。

当時はクラブの存続も危ぶまれましたが、日本各地のロータリークラブからの支援と激励をいただき、クラブ解散の危機をなんとか乗り切ってここまで歩み続けることができました。

6年半が経った今、一部の地域で避難指示が解除され今年5月に震災後、初めての例会を地元の浪江町で開催する事が出来ました。

少しずつではありますが復興は確実に進んでいると感じております。

今後は、ロータリアンとしての誇りを保ちながら、美しい故郷を取り戻すために活動してまいりたいと思っております。

アジアは一つ、世界は一つの合言葉の下、ロータリーの友情と運動を通じて世界平和のため、台湾と日本両国が発展する事、そして両国に、すでにある大変すばらしい関係がさらに発展していく事を確信しております。

皆様のご支援に感謝し挨拶とさせていただきます。

本日は大変ありがとうございました。

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