2020.8.6 増子会長挨拶

 新型コロナは私たちの生活に、ステイホーム、巣籠もり消費という新たなスタイルを余儀なくさせ、社会や経済活動、生業に大きなダメージを与え続けております。

「グローバル化がパンデミックを進めた。これからは、外国に頼らなければ成り立たない日本の仕組みは変わらざるをえない。」等の話もあり、足元を見つめ直すことも積極的に行われています。このような時代背景の中で、会員の皆さまにとっても、第二波等今後の成り行きも心配であり、事業展開にも一層神経を使う日々と思うところです。

 例会開催に際しては、新たな日常、ルールを守った会合の有り方を模索しつつ、出来る限り、顔を合わせる機会を保つ、ロータリー活動に努めることとしております。

 今日8月6日は広島原爆の日、1945年8月6日、今から75年前の事。平和を祈念する大切な日。終戦当時教員だったと言う101歳の女性の方の回想談に子供たちの日に三度の食事はおかゆのようなものばかり、そこにカボチャを入れると、黄色く色が付き、卵を入れたような色合いになる。それを子供たちが卵が入っていると喜んで食べてくれた。かわいそうで仕方がなかったと話しておられました。今、飽食の時代、命を頂くことへの感謝、生産者への感謝等々忘れないことも大事だと思うところです。

 昨日越谷北ロータリークラブオンライン(zoom)例会に友好クラブ担当吉田正輝委員長と共にゲスト参加させていただきました。

 越谷北の皆さんも新型コロナの影響を受け、例会も月2回、オンライン例会で対応しており、12時30分開始、13時には修了、時間調整を兼ね、須賀会長の充実したプライベート模様、ステイホーム報告があり、オンラインゆえの、なかなかユニークな進行内容でした。

私からは、浪江ロータリークラブ創立50周年における参加御礼や来年3月11日で震災後、丸10年経つ中、2020―21年度、現在45名でクラブ活動をしております。未だに月1回の例会がやっとであるが、少しずつ回数を増やしたり、会員の熱意ある協力で活動の充実が図られておりますと伝えました。

 今月は、会員増強月間であります。会員増強については、今年度2530地区の重点活動目標に掲げられております。地区としても増強委員会の委員を増強し総力を上げての取組を展開しております。

本日開催の第2回理事会において、浪江ロータリークラブとしての会員増強の取組施策を決定し、取り組むことといたしました。後ほど会員増強委員長より詳細説明させていただきます。

次に、7月11日開催されました、地区クラブ研修リーダーセミナーに参加してまいりました。その内容について報告いたします。

今回のセミナーでは、ロータリーのビジョン声明や戦略計画立案・プロセス作成等今後5年間の計画実現により、より力強くて効果の高いロータリーの未来を次世代のリーダーと後世の人々にのこすことができます。との方針下、今年度から行動計画が新たに加わりました。

何よりも優先するのは、研修を開催するに当たり、浪江ロータリークラブの会員である皆さまの事業環境やクラブの現実を踏まえ、ロータリーの基本等を学び、今後の進むべき方向を論議する機会としてまいります。10月24日(土)5年未満の会員を対象に新会員セミナーを郡山で開催する予定でおります。今からスケジュール調整等宜しくお願いいたします。

 今年度の浪江ロータリークラブの重点取組は例会の充実であります。浪江ロータリークラブの置かれた環境により、例会の開催回数が少ない中ですが、出来るだけ多くの会員が自らの体験や事業に寄せる思い等々、話す機会を多く取りたいと考えております。

 今回は望月会員、森川会員よりお話を頂けることになりました。聡明な浪江ロータリークラブ会員の皆さまにとっても、他会員の話しを聴くことで、自らの課題解決のヒントを見つけ出す切っ掛けにもなることが有れば幸いです。

9月の例会も親睦、音楽例会等々、各委員長さん、委員の方々のご協力を頂き、創意工夫を加味した有意義な例会作りに努めてまいります。

引き続き多くの会員の例会参加を期待しております。