2020.9.10 増子会長挨拶

新型コロナ感染防止、第2波への警戒等々、ニュース等で世界の感染者数が2,700万人、死者数が88万人というマクロな話や、国内の感染者数の増加、県別や市町村別発生者の数値におびえ経済活動が委縮してしまっていると感じるところですが、会員の皆さまにとっても、悩ましい日々かと思うところです。

新しい生活様式浸透がもたらす影、負の連鎖を断ち切るため、国、県、市町村はじめ、各企業が正に暗中模索しているところ。

そのような環境下にある中でロータリー活動へのご理解、ご協力を頂いていることに対し心より厚く御礼申し上げます。

今月は例会を2回開催する計画を立てさせていただきました。

本日は親睦活動委員会 佐藤浩宗委員長はじめ多くの会員の参加を頂き親睦ゴルフ大会を実施できましたこと、大変ありがたく思うところです。

この後、懇親会の席上にて親睦活動委員会の進行で表彰式等が行われる予定です。

今回仕事等の都合で参加できなかった会員の皆さま、ぜひ次回企画の際はご参加ください。

12月には、ボウリング大会並びにクリスマス例会も予定しております。ご期待ください。

9月は、基本的教育と識字率の向上そしてロータリーの友月間です。

読み書きの出来ない15歳以上の人が世界に7憶7,500万人(全世界の成人の17%)、学校に通っていない子どもは世界に6,700万人いるといわれています。(ロータリーの情報活用)

私たちは、当たり前のように読み書きでき、様々な情報を普通に見たり、聴いたりできます。

ロータリーの友を始め様々な文章を理解し、自らの生き方に活かすことが出来、人生をより豊かにしてくれる一生使えるスキルを身に着けさせていただいていることに改めて感謝です。

不幸にして機会を得ることが出来ていない世界の人々に、ロータリーはその恩恵を受けられるよう支援をしています。

一方で、これだけ識字率の高い日本で日本語の乱れに危機感を抱いている識者もいるとのこと。

若者言葉に代表される短縮表現や漢字の誤用等々で漢字文化の根幹が脅かされているとの話もあり、油断できない状況とのこと。中々難しい問題を含んでいると改めて感じる次第です。

震災から9年6か月、最近は相双地方の話題も豊富になり、期待を抱くニュースも多く聞かれます。

会員の皆さまの各社でも次の対策や、すでに実践中のビジョンが多くあろうと思います。

今年度のRIテーマである「機会の扉を開く」の意味するところには、職業奉仕の扉も存在すると考えます。

生業が活発になる→ 働く人が元気になる→家族が安心する→地域経済が活発になる→心にゆとりができる→ロータリー活動がより一層充実する→世界中に奉仕の輪が広まる→世界が平和になる→世界中のロータリアンの生業が一層繁栄する。・・・

ご清聴ありがとうございました。