2021.2.25 増子会長挨拶

会員の皆様、本日は双葉町産業交流戦センターでの例会にご参加いただき有難うございます。

新型コロナウィルス感染防止のワクチン接種により、感染リスク軽減等の期待がされております。1日も早く感染収束を迎えてほしいと節に願うところです。

本日の理事会並びに例会も広い会場を確保して、厚生労働省コロナウイルス感染防止指針に基づき、感染防止に向けたマスク、手指消毒、三密防止等を図り実施しておりますが、熱が有る等、体調の優れない方は我慢することのないようお願いいたします。

外出自粛等により自分時間が増加しており、会員の皆さんも思いおもいの自分時間を過ごされていることと思います。そんな折、私も書店通いで手にした書籍を1冊購入して読んでみました。

タイトルは鎌田式 「にもかかわらず という生き方」筆者は皆さんもご存じの長野県 諏訪中央病院名誉院長 鎌田 實 医師。長野県を長寿で医療費の安い地域へと導いた先生です。又 東日本大震災以降、全国の被災地支援にも力を注いでいる方です。

昨年以降、人との交流、会話がめっきり減り、ストレスが蓄積して、体調にも影響する事態になっているようで、鬱や自死の増加が社会問題になっております。高齢や、体の衰え等にもかかわらずの生き方について書いてあり、心の切り替えができる内容です。220ページですので、短時間でも、どこからでも読めるので、機会が有りましたら、是非手に取ってお読みいただけたらと思います。

さて、2月23日はロータリー創立記念日です。又、今月は平和と紛争予防、紛争解決月間でもあります。
最近もまた、私たちに馴染みの深い国々でも平和を脅かす事態が続発しております。このような難しい時代、ロータリー活動の存在が一層重要になってきていると感じる次第です。

本日のゲスト卓話は、間もなく東日本大震災から10年の節目となることから、東日本大震災・原子力災害伝承館 館長 高村 昇氏の お話をお聞きできます事に感謝申し上げます。長崎県と例会場のzoomで繋いでのお話を頂ける事になります。

浪江ロータリークラブも、双葉郡や浜通り等での震災の過酷な体験を忘れることなく、そしてそこから学んだことを未来につなぐ役割の一翼でも担うことができればと思います。