皆さん、こんばんは。2022年も残りわずかとなり、本日は2022年最後の例会です。zoomでの開催になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
先週13日は浪江RCのパスト会長会が行われ、あらためて泉田ガバナーノミニーデジグネートをバックアップしていこうという事での打ち合わせを行い、おおいに盛り上がりました。15日には来年5月開催予定の3RC合同例会に向けて、喜多方RC白河RCとの打ち合わせを行い、その後、地区の会員増強拡大委員会に出席していた佐藤正道ガバナーや増子さんと合流いたしました。翌16日には南相馬市で、分区の第三回会長幹事会が行われ、泉田次年度相双分区ガバナー補佐、小黒幹事ともども参加してきました。
まだまだコロナの終息には至っていませんが、世の中は通常モードに戻りつつあるようです。
そして昨日はオミクロン対応のワクチンを打ってきました。打つ回数が増えるにつれ、ワクチンに対する副反応も少なくなってきているようです。
本日は、私の会社で行っている事業について、少しお話ししたいと思います。
会社は、もともとは双葉郡を地盤とした総合小売業を行っていましたが、震災後の移転により現在は南相馬市、双葉町、田村市船引で、かつてと比べると小規模なかたちで店舗を営んでいます。
その他に不動産関連や外商の仕事なども行っていますが、現在の主力事業としては女性向けフィットネスクラブ「カーブス」のFC事業を福島県内で5店舗、宮城県内で2店舗運営しています。
カーブスは女性向けのフィットネスクラブで30分という短時間で、さまざまなマシーンにより肩、背中、腕回りや足腰など、全身をバランスよくトレーニングできるプログラムを提供しています。
カーブス1号店を浪江の地にてオープンさせてから、今月でちょうど15年目となりました。
カーブスの創業者はアメリカのゲイリーさんという方ですが13歳のときに母親を亡くしています。母親は糖尿病と高血圧と肥満に悩まされていました。そうした方でも正しい運動習慣を身につけて、健康づくりを進められるスポーツ施設をつくりたいという想いからカーブスを創設しました。
日本での店舗数は約2000店、会員数は約75万人になります。
現在、日本には本格的な人口減少社会が到来しています。ピーク時には200万人を超えていた子供の出生数も、今年は80万人を切る77万人くらいの見込みです。
人口も減少が続いており、昨年は64.4万人が減少し、一年間で福島県の3分の1もの人口減少が進んでいます。
高齢化も進行しており、2022年6月時点の65歳以上の高齢化人口は29.1%に達しています。
すなわち、ほとんどの市町村で人口減少が進んでおり、高齢者が増加することによって医療や介護などの社会保障費が増大し、その担い手も減ってきています。
健康長寿を実現するためには、生活習慣、食事、運動などさまざまな要素がありますが、
カーブスでは習慣化された全身運動やストレッチ、筋肉トレーニングなど、全身バランスよく運動することにより人々に健康な生活を提供できることをめざしています。
筋肉をつける事も重要です。筋肉をつけるには定期的な運動習慣と共に、筋肉を維持するためのタンパク質の摂取も不可欠です。1日に摂取する量は体重×1g以上といわれており、肉や魚、大豆など食品だけで摂るには限界があります。必要なタンパク質を摂るためにはプロテインなどで摂取することも大切です。
元気で活動的な高齢者の多い社会では、前向きに人生を楽しみ、趣味を楽しみ、ボランティアなどの社会参加も積極的に行い、旅行に行き、買い物をして、お金を使います。社会が明るくなり、経済も良い方向に進み、社会的にも経済的にも生きるエネルギーがあふれる高齢化社会が実現に向けて動き出します。
皆様方にはぜひ、健康に留意していただいて、素敵なロータリークラブ活動を末長く続けていただきたいと思います。
2022-23年度会長 松原茂