2018.6.24 吉田政輝会長挨拶

2017−2018年度は3月11日に開催された会長エレクト研修セミナー(PETS)からのスタートでした。
奇しくも3月11日は東日本大震災が起こった日であり津波被害が尋常ではなかった、いわき分区、相双分区のクラブからは苦言が出る波乱のスタートでした。
浪江町は一部の地域が避難指示解除となりましたが、浪江ロータリークラブのテリトリーであります双葉町、大熊町は依然として避難指示が続いております。
そんな中、昨年度に引続き10月に浪江町での例会を開催させていただきました。友好クラブの皆様にも参加いただき、例会終了後、浪江町内をご案内させていただきました。
現在の現状をお伝えし、ご理解いただけたと思っております。

現在の浪江ロータリークラブの状況は、月一回の例会開催であり平時の委員会活動も、ままならない状況であります。
地区が重点事業に掲げた、純増100名の会員増強と友好クラブとの多いなる交流、有意義な例会運営を掲げさせていただきました。
会員皆様のご協力があり目標の10名は達成する事はできませんでしたが9名の純増、拡大ができた事は地区事業にも大きく貢献できたと思っております。

越谷北クラブとの合同例会開催、白河クラブと喜多方クラブとの3クラブ合同例会を開催させていただきました。
新たに友好クラブ締結を結んだ新潟ロータリークラブの観桜例会にも、参加させていただきました。
今後は、この友好クラブとのすばらしい関係がさらに発展していく事を確信しております。

3月例会には鈴木ガバナーに福島市の仮の例会場にお越しいただきたく卓話を依頼したところ、心よくお引受けいただき、ご参加いただきました。
10月には、当クラブの志田会員が台北城中ロータリークラブの呂会長とお知り合いというご縁で、台北城中ロータリークラブの例会に15名で参加してまいりました。
日本で起きた、東日本大震災、そして熊本地震の際に、台湾のロータリークラブ、台湾国民の皆様には、多大なる義援金、支援物資、救助隊の派遣など、支援をいただいた事から、お礼を申し上げる事を目的にする参加でした。

今後は、創立50周年を目の前にしてクラブの継続の為、
「親睦」「地域復興への奉仕」「人類のための奉仕」を実践していただきたいと思います。

会員の皆様には一年間大変お世話になりました。