2021.1.14 増子会長挨拶

皆様新年あけましておめでとうございます。

とは申しましても、今年の年の始めは今までに無い新年の始まり、小林一茶の句に言うところの「めでたさも中くらいなりおらが春」・・あやふやな年の始まりになりました。会員の皆様も同じような感じ方ではなかったかと思います。

さて、今年は東日本大震災から丸10年となります。もう10年、まだ10年、思いはまちまちかと思っております。浪江ロータリークラブとしても、例会の充実や会員増強等少しずつではあるかもしれませんが、着実に前に進みつつある時でありました。

しかし、昨年来のコロナ感染防止の為の様々な規制、自粛により社会全体が閉塞感の中にすっぽりと包まれているようです。
それぞれの事業環境が厳しさを増す中、ロータリー活動をいかに継続するか、会員同士の親睦をどのように深めるか等々新たな課題をいただき、悪戦苦闘しております。
心強いのは、会員の皆様のご理解とご協力により年度前半を乗り切ることが出来たことです。本当にありがとうございます。

1月は職業奉仕月間です。
皆様もロータリーの友 1月号をすでに熟読されていることと思いますが、メイン記事にありました、「人材活性なくして事業承継なし」のタイトルの下、(株)船橋屋代表取締役渡辺雅司 様の講演内容は大いに気つきを与えていただきました。そして、また、2530地区職業奉仕委員長 初瀬照夫様の「職業奉仕は未来への挑戦」の内容にも感銘をうけた次第です。

私事になり恐縮ですが、農業関係においては尚更、高齢化や後継者不足、販路拡大の難しさ等々山積しております。そんな環境に負けない気持ちを持ち続けられるのも、浪江ロータリークラブの一員として、会員の皆様から頂くエネルギーや情熱のお陰と思っております。

会員の皆さんも、今は苦しいことが多い中ですが、職業を通じ社会に奉仕するという、根幹を一層強め、この難局を乗り切っていただきたいと思います。今まで幾多の困難を乗り越えてきた浪江ロータリーの皆さんなら乗り越えられると信じております。

私も会員の皆様に役立つ活動を目指し年度後半もしっかり考動したいと思っております。今年1年宜しくお願いいたします。