皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ロータリー年度でも残り半分を過ぎ、6月末までの後半戦に入りました。今年7月よりスタートする松本会長エレクトの新年度体制へ向けても、どうぞご協力をお願いいたします。
さて皆さま、それぞれ久々に制限のない年末年始を過ごされたと思いますが、いかがでしたでしょうか?やはり新しい年を迎えるという事は365分の1日ではあっても特別な日という感じはします。
それでも自分自身の年末年始を振り返ってみますと、もう少し落ち着いた年越しを過ごしたいと思うこの頃です。
さらには座っている時間が長い、ついついアルコール量も増える、いつもとは違う食事内容、などで毎年少しずつ寿命を減らしている感覚があります。
年末の新聞で都道府県別の平均寿命が出ていました。今回は2020年のもので前後3年分のデータから算出しているということです。全国平均では男性81.5歳、女性87.6歳、男女の寿命の差は6.1歳あります。男性1位の県は滋賀県で82.7歳、女性1位は88.3歳の岡山県でした。
ちなみに滋賀県、長野県、京都府は男女共に上位4位以内に入っており、現在の長寿府県といえます。
私たち福島県は男性が80.6歳で45位、女性が86.8歳で46位でした。東北は男女とも47位の青森県をはじめ、岩手県、秋田県、そして福島県が男女とも下位6位以内に入っていました。
それでも福島県を全国平均と比べると、男性で0.89歳、女性で0.79歳の差ですから、意外と日本人の寿命は地域による差は少ないともいえます。
ちなみに1950年の平均寿命は男性58歳女性61.5歳、1960年は男性65.3歳女性70.1歳でした。
海外と比較しますと、こちらは2021年のデータで183か国の男女合計の数字になりますが、堂々の第一位は日本で84.3歳、2位スイス、3位韓国、4位シンガポール、5位スペインと続きます。
その他7位イタリア11位フランス、20位ドイツ、アメリカは平均寿命78.5歳で40位です。中国は48位で77.4歳、ブラジル67位、ロシア96位で73.2歳、インド117位70.9歳、南アフリカ146位、183位はアフリカのレソトという国で50.7歳です。
世界全体の平均寿命は男性70.8歳、女性75.9歳、合計で73.3歳です。
やはりアフリカ地域の平均寿命が全体的に低く、それでも2008年には53歳であったのが2019年には64.5歳と11.5年延びています。
最近、日本では健康寿命、すなわち一定以上の健康状態で生活できることが期待できる寿命という指標も出されています。それによると日本の健康寿命(令和元年)は男性72.7歳、女性75.4歳になっています。すなわち平均寿命とは9~12歳もの差があります。
浪江ロータリークラブの皆さま方には、健康寿命を延ばして、より充実した生活を送っていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2022-23年度会長 松原茂