2023.5.25「会長の時間」

皆さんこんばんは。今年度も残すところあと一カ月になり本日は最後のオンラインzoomでの例会になります。そして明日26日には泉田ガバナーノミニーデジグネイトご夫妻と小黒幹事がロータリーインターナショナル世界大会、オーストラリア・メルボルンでの開催に向けて出発いたします。喜多方では11名が参加し、三泊五日の行程だと聞いています。浪江RCを代表しての参加、どうぞよろしくお願いいたします。そして私も明日、相双分区の2022-23年度の最終会議に行ってきます。

5月13日に福島市パルセいいざかでの2023-24年度2530地区研修・協議会に行ってきました。

RI会長テーマ「世界に希望を生み出そう」、2530地区スローガン「ロータリーの誇りを楽しもう」が出されました。

その後、各委員会ごとに分かれ、私は公共イメージ委員会のセッションに参加しました。ホームページとSNSの活用、マスコミとの連携などのテーマでセッションが行われ、その後、社会・国際奉仕委員会との合同で、ロータリーとポリオ、ポリオ根絶キャンペーンについての説明が行われました。

ポリオ根絶キャンペーンにつきましては後ほどお話しします。

さて、話は変わりますが、今回は食事と健康というお話をしたいと思います。

私も単身生活が始まってから13年目になりますが、外食も多いのでどうしても食事の偏りがあります。

それで13年かけて行きついたのは、健康に良さそうな食材を毎日食べることが大切なのではないか、という当たり前のことでした。朝を中心に健康食材を食べ、昼や夜は適当なものを食べるという生活を送っています。

写真は、ほぼ毎朝食べているものですが、野菜はベビーリーフと肝臓にいいとされる高濃度スルフォラファン入りのブロッコリースプラウト、それに黒豆納豆、黒酢のモズク、黒ゴマを混ぜ合わせたスペシャルサラダ。そこに、これまた肝臓にいいとされるシジミ80個分のオルニチン入りのインスタント味噌汁にカタクチイワシの食べる煮干し、ワカメを加えた味噌汁を一緒に食します。

さらにバナナ1本とミニトマト、タンパク質11g入りのギリシャヨーグルトとヤクルト、そして1日分の野菜ジュースも毎日飲んでいます。

最近、重視しているのがタンパク質です。身体や筋肉、内臓、皮膚、毛髪、爪などを作る材料となり、基礎代謝を高めます。不足すると免疫機能、基礎代謝が弱まり、筋肉量が減り、運動機能が低下し体脂肪率も上がるといわれています。

1日の必要量は男性で体重×1から1.5g、60kgの方だと60-90gになります。

一度に大量に取ればいいものではなく、朝昼晩と分散して取る必要性があります。私の朝食で22gくらいになります。1日に食品からだけで70-80g取るのは中々たいへんで、そこでプロテイン等で補う必要性があります。

運動も週に2回を目安にジムで、30-45分の格闘技系のビデオプログラムも行っています。

めざすところは、長生きはしなくてもいいから死ぬ寸前まで元気に生活できる身体です。

 

ポリオセミナー

2023-24年度は地区でもポリオ根絶キャンペーンを進めるという事で、ポリオについての説明を行います。ポリオは若いメンバーたちにはあまり伝わっていないですし、私もコロナウィルスの流行期には、世界での発症が収束に向かっているポリオよりもロータリーではコロナウィルス対策に本格的に取り組むべきではないかと考えていました。

今回、2023-24年度でも本格的なポリオ撲滅キャンペーンを行うということもあり、あらためてロータリーとポリオについての説明をしたいと思います。

そもそもポリオとは非常に感染力が高く、特に5歳未満の子供に感染しやすい病気です。

症状は小児マヒといわれ感染すると治療法はないといわれています。しかしワクチン接種による予防が可能です。死亡率は感染しやすい子供で2-5%、少ない症例ですが、万が一成人に感染すると致死率は15-30%と非常に高くなります。

ロータリーとパートナー団体では、1998年から世界中で25億人以上の子供にワクチン接種おこなってきました。その効果として現在、野生型ポリオウィルスの常在国はアフガニスタンとパキスタンの2か国のみになっています。

ポリオの歴史を簡単に説明しますと、

1916年アメリカ、ニューヨーク市でポリオが大流行し2000人以上が死亡、アメリカ全土では6000人以上が死亡し、数千人に障害が残りました。1955年安全で効果的なワクチンが開発され、1960年には本格的な接種が始まりました。しかし1960年にはまだ日本でも6500人の患者が発生していました。

そして1988年、今から35年前にRIとWHOによるポリオ撲滅活動がスタートしました。当時は125か国にポリオ症例があり、患者数は35万人以上いました。

その後2000年には5億5000万人の子供に経口ポリオワクチンが投与され、2003年にはポリオ常在国は6か国まで減少しました。

そして現在は2か国へ、しかしポリオが残っている限り、世界中の子供たちへの継続的かつ定期的なワクチン投与が必要になります。

35年前にロータリーがスタートさせたポリオへの取り組みが進み、ようやく根絶がみえてきました。あと少しで、ポリオ根絶が実現しようとしています

ポリオが根絶されない限り感染リスクは残り続けます。取り組みをやめると20年後には数十万単位に感染者が増えると試算されています。ロータリークラブとしてはポリオ根絶を最後までやり切るという強い意思を持って活動を続けています。

022-23年度会長 松原茂