例会が月1回の現状から少しでも前進すべく、今年度計画に例会の月2回実施を掲げました。毎月2回とはなりませんが、会員の皆さまのご理解、ご協力により今月初めて月2回の例会が開催できました事に御礼申し上げます。
本日のお客様を紹介いたします。相双分区ガバナー補佐 赤井博道様、分区幹事 柳沢幸治様に、例会にお越しいただいております。後ほど、赤井ガバナー補佐よりご挨拶をいただきます。本日の例会においてゲストとしてお話を頂く、佐々木英夫様。会員の皆さまもご承知の通り、佐々木英夫様は、浪江町出身の作曲家 佐々木俊一氏の甥子にあたる方です。
今、ǸHKで放映されている「エール」のモデルとなっている 古関裕而氏と同じ時代に作曲家として生き、49歳と言う若さで亡くなった佐々木俊一氏について、今も歌い続けられている名曲のエピソードや職業作曲家としての心意気等をお話し頂けるものと思っております。
浪江町出身の偉大な作曲家、佐々木メロディーを十分ご堪能いただき、時代を超えて歌い継がれる源泉や、ふるさと浪江に寄せる思いを感じ取っていただければ幸いです。
会員増強の具体的取組について会員増強委員会メンバー会議が過日開催されました。今後の取組方策等この後の委員会報告の中で話されます、会員の皆さまの積極的な支援を宜しくお願いいたします。
去る9月19日、地区セミナー(青少年奉仕、米山、学友)に参加しました、米山記念奨学会委員会、副委員長の 永橋律子 会員より、会議模様について委員会報告の中で伝えていただきます。
日本のロータリー100周年記念切手発売に際し、会員からの注文を多数いただき大変ありがとうございました。それぞれの事業主様のご厚意により、公共イメージ向上に貢献いただけることに感謝申し上げます。
最後になりますが、来る10月8日は石黒秀司ガバナーの公式訪問日となっております。
浪江ロータリークラブの今を伝えるべく、各委員会、委員長のお力をお借りし、しっかり事前準備を進めたいと考えております。そして、一番の望みは多くの会員の皆さまに10月8日の例会に参加していただくことです。
以上で、会長挨拶並びに会長の時間とさせていただきます。 ありがとうございました。
「佐々木俊一と言う一途な生き方」
今回、縁があり、浪江町生まれの作曲家佐々木俊一 氏について知る機会を得た。
彼の死を悼み、考察した音楽評論家の記念特集を拝読し改めて考えさせられた。
豪快な酒仙作曲家との冠を拝し、激しく変化したあの時代を駆け抜けた49年の人生。
職業作曲家としての生きざまは、一本気で孤独な人、芸道一筋の人とも言われ、自分がこうと思ったら絶対にそれを貫き通す意志の強さに表れている。
どのような傾向のものでも作れた。しかし、自分の納得のいかないことは全くやらない。
その根底にあるのは、大衆の共感を得る、大衆の中に生きる。自分のスタイルを貫き通す信念。
そして故郷の山や川、人々が交わす故郷なまりが、人間 佐々木俊一の細胞を作っている。
今、私たちは震災から10年という節目の時、考動のきっかけに佐々木俊一の作った曲や職業に対する姿勢から学べることは数多くあると確信している。
会長 増子 義夫