2023.12.7「会長の時間」

皆様こんにちは。

早いものでもう12月に入ってしまいました。私の年度も折り返し地点に入り、本日は年次総会であります。皆様の慎重なる審議を頂いて、来年度につながる決議をしてまいりましょう。我々執行部も、あと半年、いい形で小黒年度に繋げて行けるように邁進いたします。どうか御協力いただけます様、お願い致します。

さてこの12月は、2014年にRI理事会が、12月を重点分野:「疾病予防と治療月間」と定めた月となっております。地域社会の医療従事者の能力向上, 伝染病の伝播を食い止め、非伝染病とそれによる合併症を減らすための、疾病予防プログラム, 地域社会の医療インフラの改善,疾病の蔓延を防止することを目的とした、地域住民への教育と地域動員, 疾病またはケガによって引き起こされる身体障害の予防, 疾病予防と治療に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強調する月間である、とあります。

まぁ、今の我々単一クラブではこのような事業は無理ですが、せめて自分が病気にならないように努めましょうって月間にすれば良いのかなと勝手に解釈しております。しかし、病気にならないっていうのがなかなか難しいですね。規則正しく、体に良くない嗜好品とかは摂取せずというようない生活が出来ればいいんでしょうが、酒とたばこは止められないし、大体において美味しいものは体に悪いもんだし…正直病気になってから後悔するパターンが多いと思います。しかしできれば病気にはなりたくないのは当たり前の話しでありまして…特に怖いのは癌と高血圧と糖尿病辺りでしょうか…

高血圧の場合、一般的に上が140で下が90以上で高血圧症と診断されるようです。高血圧が原因でなる病気は、心臓病・血管障害・腎臓病などがあげられます。できれば予防したいもんですね。では予防法は?って事でいくつかお伝えします。

  • 塩分の取り過ぎに注意

厚生労働省では、一日辺りの摂取目標量を18才以上の成人男性で7.5g未満、同じく女性で6.5g未満と設定しています。

  • 喫煙は血圧上昇の原因にもなります

タバコを吸うと血圧が10-20㎜g上がり、それが15分以上続くと言われてます。

  • 飲酒は適量を守る

アルコールの1日の摂取適正量は20gだそうです。ビールなら中瓶1本、日本酒なら1合、ウイスキーならダブルで1杯に相当します。

  • ストレスを溜めない工夫をする

強いストレスを感じると、交感神経が活発になり、血管が収縮して血圧が上昇します。またストレスによって、甘いものやアルコールの摂取が増えるのも血圧上昇の一因です。

  • 適正体重を維持しよう

カロリーオーバーに注意して、できれば毎日30分程度のウォーキングや軽めのジョギングのような有酸素運動を心がけましょう

  • 睡眠は健康の基本

高血圧を防ぐには、1日7時間程度の睡眠が良いとされております。

次は糖尿病についてお話しします。糖尿病が、怖いのは、危急もしくは、数年して、満載の合併症を併発することです。日本では、死因の60%は、糖尿病をはじめとする生活習慣病が関わっているといわれています。数ある合併症の中でも、とりあけ命に危険を及ぼす合併症は、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などの血管破綻です。糖尿病を発症し、血糖値が高くなると、それだけで動脈硬化の危険もあがります。にもかかわらず、糖尿病の患者さんのうち、きちんと治療を受けている人は、6割程度だと言われます。さらに治療を続けている人は半分ぐらいだそうです。それはなぜか?じつは、糖尿病は、初期の段階では、自覚症状がありません、病気が進行するにつれて自覚症状が現れてきます。初期の段階では自覚症状がないので、べつに病気じゃないと考え 忙しいから検査を受ける時間がないなどそのままほうっておくこと人がいます。それが糖尿病の悪化させる、落とし穴であることを知っていてください。予防法としては、

  • 健康的な食事をとる

一般的に、十分に摂った方が良いのは野菜、全粒穀物、魚、低脂肪の乳製品や赤身肉、果物。減らした方が良いのは糖質と脂肪の多い高カロリーの食品。

  • 運動をする

スポーツジムに通って本格的なトレーニングを行う必要はなく、家や職場の周辺でのウォーキングや、自転車に乗るだけでも、立派な運動になる。少し汗をかき、呼吸が深くなるくらいの強さの運動が勧められるます。

  • 検査と治療を受ける

初期で自覚症状がない病気です。検査等で早めの発見が良いとされております。また発見されたらすぐに専門医の診断を仰ぎましょう。

  • ストレスをコントロールする

ストレスがたまった状態だと血糖値が上がりやすくなります。

  • タバコは吸わない。

糖尿病から発生する合併症は、喫煙者だとその発生する可能性が大幅に上がります。

  • お酒は適量に

アルコールは高血糖の原因になります。

とまぁいろいろ話しましたが、予防法は高血圧も糖尿病も共通するのはありますね。いずれも難しい事ではないですが、運動する暇なんかないし、酒タバコは止めがたいってのが本音ですかねぇ…でも私も含めて皆さんもいろいろ体に不具合が出るお年頃…気を付けたいもんです。

23⁻24年度会長 松本 敬三