2023.7.6「会長の時間」

2023-24年度国際ロータリーテーマ

“CREATE HOPE in the WORLD”

「世界に希望を生み出そう」

国際ロータリーがこれまでも世界平和を希求し、世界に希望を与えてきたことを再認識し、これからも更なる世界平和を促進するために設定されたテーマです。

このテーマを掲げたのが、今年度のRI会長

ゴードン R. マッキナリー

2023-24年度RI会長

South Queensferryロータリークラブ

スコットランドのエディンバラで歯科医院を開業。英国小児歯科学協会の元会長のほか、学術分野で数々の役職を歴任した方で、ロータリー歴は、1984年にサウスクイーンズフェリーロータリークラブに入会。グレートブリテンおよびアイルランドの国際ロータリー(RIBI)の会長と副会長、国際ロータリーの理事と各種委員会の委員長を歴任。

会長イニシアティブ(構想)として、本年度に次のような活動を行うことをクラブと地区に奨励しています。

メンタルヘルスの優先

  • 心の健康の話題に伴うスティグマ(差別)の解消
  • メンタルヘルスのニーズに関する認識の向上
  • メンタルヘルスの支援や治療へのアクセス改善

このような問題に取り組むための安全な環境を作ることは、私たちと関わるすべての人を歓迎し、公平で、インクルーシブな環境につながります。

さまざまな背景を持つあらゆる人が排除されないことと理解することができます。障がいの有無や国籍、年齢、性別などに関係なく、違いを認め合い、共生していくことを目指す社会をインクルーシブ社会という)

次年度以降、ロータリーはメンタルヘルスサービスの改善に取り組んでいくとマッキナリー氏は続け、ロータリーは会員と奉仕を受ける人の両方を支える組織として知られるべきだと述べました。「メンタルヘルスの専門家なら誰もが口をそろえてこう言うでしょう。ほかの人を助けることで、本質的に自分自身が助けられるのだ、と」

またこのほかに平和の推進というテーマにも触れており、世界に希望を生み出す重要な方法となるのは、平和に重点的に取り組むことだと「平和とは、希望が根づくための土壌です」とマッキナリー氏。

次に今年度の第2530地区のガバナーを御紹介します。

2023-24年度 ガバナー右近八郎氏

■氏名     右近八郎(ウコンハチロウ)

■生年月日  1953(昭和28)年8月23日 (69歳)

■所属クラブ 福島ロータリークラブ

■事業所名  株式会社マクサムホールディングス

■役職     代表取締役会長

■最終学歴  早稲田大学大学院 理工学研究科 建設工学専攻修了

そんな右近ガバナーが今年度掲げたスローガンが、ENJOY the ROTARY PRIDE!ロータリーの誇りを楽しもう!

ロータリーは現在、先進諸国での会員減少に象徴される第5の危機の只中にあるとされています。ロータリーが創立以来数多くの危機を経験しながらも前進できたのは、常に変わることのない善意、友情、親睦、寛容、研鑽の精神の賜物なのです。そしてこれこそがロータリアンの誇りであり、その永続性を担保し、希望とともにその使命を担うことができるのです。ロータリーの誇りを楽しみましょう。

地区活動方針・目標

・機能体の側面から永続性の確保

→ 効率的な地区運営とリスク管理

・共同体の側面から精神性の充実

→ 楽しいロータリー活動と研鑽

効率的な地区運営とリスク管理

効率化・省力化(永続性の確保)

総務 一般:地区事務所運営管理の見直し

情報:地区名簿の効率化、省力化

会計:会計管理、処理のルール化

広報:月信、クラブ情報のオンライン化

安全:BCP策定、コンプライアンス確保

事業 催事:ガバナー歓迎晩餐会等の見直し

会議:Web会議活用(交通費負担軽減)

その他、経費の見直しを進める

以上、これが地区の活動目標です。

地区では今年度、右近ガバナーの意向でペーパーレス化が進むようです。すでに始まっております各セミナーとかはペーパーレスになってますし、毎月クラブに届きますガバナー月信も今年度はペーパーレスとなります。毎月事務局にメールでガバナー月信が届きますので、メンバーの皆様にもメールで、メールが苦手な方にはクラブでプリントアウトしてメンバーの皆様に送るようになっております。

続きましてガバナーより、各クラブ向けの方針・目標といたしまして、楽しいロータリー活動と研鑽と掲げられております。

楽しい例会として

・魅力ある卓話や会長あいさつ

・充実したプログラム、社会参加、新しい体験

地域交流促進といたしまして

・合同例会、オープン例会、メークアップ、

・各種セミナー、IM、地区大会、

世界大会 ←2024/5/25シンガポール

公共イメージ向上として

・イベント開催 ← スポGOMI、ポリオ

・県内マスコミ各社との相互活用 となっております

ここで言うスポGOMIについて説明します。スポGOMIは、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに、「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツです。この「スポーツ」と「社会奉仕活動」の融合により、同じ目標に向かう!チームで力を合わせる、達成感・爽快感、負けた時の悔しさ、次は勝ちたいという気持ちなど、スポーツの持つ特有の素晴らしいキーワードが、競技者自身のごみ拾いへの価値観を一新させます。スポーツには、既存の価値観をプラスに転じる力があるのです。スポGOMIは、予め定められたエリアで、制限時間内に、チームワークでごみを拾い、ごみの量と質でポイントを競い合うスポーツです。右近ガバナー所属の福島RCが主催で2回ほど開催しているようで、昨年は80チームほどの参加でおこなわれたようです。まさにロータリアン向けのスポーツはないでしょうか?いずれこの地区でもやってみたい気がします。

続きまして、我がクラブの事をお話しさせていただきます。

浪江ロータリークラブ2023-24年度4つの強化テーマとしまして、

  1. 例会の再構築(Zoom例会からの脱却 月2回)
  2. 委員会活動をしよう
  3. 会員増強
  4. 親睦とコミュニケーション

と、4つのテーマを掲げました。

まず初めに、

例会の再構築(Zoom例会からの脱却 月2回)

基本的にその月の第2週目と4週目の木曜が例会日になっております。コロナも大分落ち着きまして、増子さんの年度から月に2回なった、実際に集まっての例会を復活する形をとりました。増子さんの時にはコロナで出来なくなってしまいましたからね。やはり皆さんと実際にお会いしての例会の方が意志の疎通もスムーズですし、良いですよね。基本的にお昼に如水での開催となりますし、夜間例会は福島のきち傳で開催いたします。なるべくご参加いただきます様、お願いします。

続きまして、

委員会活動をしよう です。

震災後、当クラブメンバーの住居が極めて広範囲にバラバラとなり、集まることさえ大変になりました。そんな事情もあって、震災後の我がクラブはほぼ委員会活動ができなくなっております。12年経ってもその状況は変わりません…しかも今後も変わらないと思います。もちろん私もそれはそれで仕方ないと思っておりました。しかし、2年後にガバナーを輩出するクラブがいつまでも委員会活動ができていないというのもいかがな物かと思います。ですので、今年度は委員会活動を活発化させようかと予定しております。しかし、一度に震災前の活動に戻すのではなく、ではなく出来ることから初めればいいのかなと…委員会活動に10年以上のブランクがありますからね…それに、震災後に入会したメンバーも大分増えてきまして、委員会活動で何をやれば?ってわからないメンバーも多いかと思います。、まぁ私もその一人ですが…      ですので、今の我々の状況下で出来る委員会の活動を模索して行けば良いと思います。先輩方に震災前の委員会活動をご指導いただいて、それを今活動出来る形にしていけばいいのかなと…そんな思いから、組織も随分様変わりさせていただきました。活動しやすく編成しましたがその分委員長さんと副委員長さんにはご負担がかかるかもですが、委員の皆様と協力していただいて、何とか結果を残せたらと思います。どうかよろしくお願い致します。

会員増強

続きまして、会員増強です。今年の相馬RCの会長さんですが、この方は会長が2回目です。クラブの中に会長ができる人が居いないとの事…企業さんから入会頂いてるメンバーさんが多くて、実際活動できるメンバーが非常に少ないとの話でした。幸いうちのクラブはまだ人材がおりますので、このような事例は、しばらくは無いと思いますが、やはり新しい人材を入れて組織の活性化をしないとそのクラブに未来は無いと思います。ただし我々の地区は、企業の数もほかのクラブと比べて少ないですね。震災で移転した企業とかやめた企業も少なくないので…個人で運営している方は極端に少ないです…しかしそれであきらめるのではなく、会員増強委員会を中心にメンバーの新会員に関する情報を共有して増強に努めて参りたいと思います。

親睦とコミュニケーション

先ほども言いましたが、我々メンバーの物理的な距離は、他のクラブに比べて大分遠いです。いわき、郡山、福島、県外と集まるだけで一苦労です。しかもこの物理的な距離は今後もなかなか縮まらないと思います。その代わり、メンバー同士のコミュニケーションを増やして、心の距離を縮めればいいのかなと思います。その為に、毎年のようにクラブ内でのゴルフ大会は実施しておりますが、ゴルフをやらない方もいらっしゃいますので。ゴルフ以外の種目もあったらいいのかなと思います。ほかにせっかく委員会も大幅に変わったので、単なる委員会単位の単なる飲み会とか…いくらでも方法はあるかと思いますので、この辺は担当委員会さんにお任せしようかと…こんな4つのテーマで一年間運営してまいりますのでよろしくお願いします。

続きまして、今年の組織を説明させていただきます。委員長と副委員長の皆様には先月ご説明させていただきました。

5月のZoom例会の時にも説明させていただきましたが、改めて御説明します。

まず大きく分けて戦略・研修委員会、クラブ管理運営委員会、会員増強委員会、公共イメージ委員会、奉仕プロジェクト委員会、ロータリー財団委員会の6つに分かれてります。各委員会にはそれぞれにいくつかの小委員会がありますが、それぞれに担当委員長を付けるのではなく、委員会メンバー全員で実行できるような組織にしました。以前の組織だと2-3名のメンバーで小委員会が組織されておりましたが、それだと1-2名休んでしまうとほぼ機能できなくなっておりました。今年の組織はそれを防ぐように、できるメンバーの方で実行していただこうと思ってこの形態にさせて頂きました。その分委員長さんと副委員長さんにはご負担を掛けると思いますが、委員の皆さんで協力していただければなんとかなるのかなと思います。宜しくお願い致します。それではまず各委員会の説明をさせて頂きます。初めに戦略・研修委員会ですが、委員長に伊藤公明さん、副委員長に重富先生、委員で泉田さんです。わがクラブの精鋭メンバーで構成させていただきました。浪江RCの長期的戦略とか、2年後のガバナー輩出に向けての計画や段取りの確認、また当クラブの55周年もそろそろ視野に入って来ていまいすので、それらの我々の進む道を模索して頂こうと思っております。

続きましてクラブ管理運営委員会さんです。委員長に松原さん、副委員長に長橋さんで担当していただきます。親睦に関するイベント(夜の懇親会、ゴルフ等)、スマイル 友好クラブを担当していただきます。コロナも落ち着きましたし、親睦を深めるイベントの開催…まぁゴルフも良いですが、それ以外もなにかあると良いなぁと思います。また越谷RCさんとの交流も楽しみです。松原委員長、宜しくお願いします。続いて会員増強委員会です。委員長に吉田政輝さん、副委員長に朝田英洋さんです。ここは文字通り会員増強がメインです。富岡RCさんが昨年度15人のメンバーを増やして2530地区をざわつかせておりましたが、まぁ、そこまで行かなくても純増で5名を目標に頑張っていただきたいと思います。JC出身者多めで構成しました。他に会員選考と職業分類もやって頂きます。続いて公共イメージ委員会さんです。委員長に小丸さん、副委員長に増子さんで担当していただきます。この委員会は会報・広報の発行と環境保全を担っていただきます。震災後、会報の類は発行しておりませんでした。唯一前年度に1回発行しただけです。目標は全例会の会報発行ですが、まぁ最低年に3回くらいは発行していただきたいと思っております。後は環境保全ですが、小黒さんが率いますさくらの会さんと連携しての桜の手入れの準備・実行、海岸の清掃の準備・実行、他に前RI会長の植樹した桜の手入れ等を担当していただきます。続いて奉仕プロジェクト委員会。委員長に小黒さん、副委員長に吉田知成さんです。社会奉仕として、桜の手入れ・海岸清掃の参加協力、JCの標葉まつりの支援、職業奉仕として職業奉仕に関する卓話の企画、青少年奉仕としてRYLAプログラムへの参加、国際奉仕として災害に応じた支援活動などをしていただきます。続きましてロータリー財団です。委員長が伊藤公明さん、副委員長に八島さんです。活動内容としまして、財団に関してメンバーへの教育をする。財団に焦点をあてた例会プログラムの実施、奉仕プロジェクトと連携を図る、米山記念奨学会の理解を深め、会員にもその理解を深めるようにするなどです。具体的には、地区の財団のメンバーさん、米山のメンバーさんを招いての卓話とかになるでは?今年は外部の方の卓話など多めで行こうかなと考えております。

続きまして、年間ログラムについてご説明します。

先ほども説明させて頂きましたが、例会は基本的に毎月2週目の木曜と4週目の木曜日に開催します。第2と第4木曜はありませんのでご注意ださい。あと、今の段階で決まっている行事と致しまして、今年度のガバナー公式訪問が9月7日(木)にこの場所、如水さんで開催されます。各委員長さんの発表やら大変ですが、なるべく多くの皆さんに参加していただいて、右近ガバナーの話しを聞いていただければと思います。次に、11月12日(日)に地区大会が、パレス飯坂で開催されます。2年後に我々もその地区大会を主催せねばなりません。今年の福島の大会と来年の郡山の大会を参考にすべく、なるべく多くのメンバーで参加の元、しっかりと地区大会がどんなものか確認・体験しましょう。また、IMが3月2日(土)にJヴィレッジで開催予定です。これもうちでガバナー補佐を輩出してますので、当クラブでの準備と実行になります。それと来年の5月19日(日)に地区研修・協議会が磐梯熱海のホテル華の湯で開催されます。この地区協議会は、当クラブ小黒年度の時に我々浪江RCが担当で準備と実行をせねばなりません。この5月19日(日)に地区研修・協議会にもしっかり参加して主催者目線で内容を確認してまいりましょう。もちろん多くのメンバーの参加でよろしくお願いします。また、今年度は相双地区の3つのクラブで周年事業が開催されます。10/22(日)原町RCさんの60周年、来年の4/13(土)相馬RCさんの60周、5/12(日)原町中央RC30周年と、3つとも〇周年です。なるべく多くのメンバーで参加しなければと思っています。なかでも10/22の原町さんは当クラブのスポンサークラブですからね。全員参加の勢いで行きたいです。他にも毎年のように開催してます富岡RCさんとの合同例会が来年の4月19日、今回はうちが準備の番ですので、皆さん宜しくお願いします。また白河RCと喜多方RCとの3RC合同例会も控えています。ガバナー輩出までのこの3年間はいろいろ我がクラブで企画・運営する行事が多いですので、皆様の御協力とスケジュールの調整をよろしく御願いします。

とまぁ、駆け足で説明しましたが、大きな行事は今年度のIMと小黒年度の地区研修・協議会、その次がガバナー輩出の吉田年度の地区大会ですね!今年から3年間はちょっと大変だと思いますが、全員強力の元、実行してまいりたいと思います。宜しくお願い致します。

23⁻24年度会長 松本 敬三